Love&ピース珠洲2011


 今年3月11日、東日本大震災という戦後最大と言われる地震が発生しました。テレビや新聞等でも甚大な被害が報じられています。私たちも4年前に能登沖地震を体験しており、被災された人々の状況を考えると、とても人事とは思えません。
 今年度は地震で被災された人々への支援をしていきます。被災地復興のために貢献することがLove&ピースの精神であると考えております。
 また今年度も慰霊塔参拝、クリーン珠洲を行います。戦争と平和について考える機会やクリーン活動を通して私たちの町を綺麗にし、誇れるような珠洲市を作り上げましょう。


慰霊塔参拝 千羽鶴献納
 
 
2011年8月15日、終戦記念日

 今年も野々江公園健民体育館裏の慰霊塔にて、遺族会のご協力のもと慰霊塔参拝を行いました。
 今年は平日ということもあり昨年よりも人数が揃わなかったものの、14名の青年団員が集まりました。

 その日は今年の夏を象徴するかのような暑い真夏日となりました。正午近くになるとラジオ放送は高校野球から終戦記念の特別放送へと切り替わります。内閣総理大臣、天皇陛下のご挨拶が続けて行われ、皆はそれを慰霊塔の眼前で聞きながら、それぞれ思いを馳せていたことでしょう。正午になると黙祷の合図とともに、戦没者への哀悼の意、平和の祈りを捧げました。

 放送終了後、青年団協議会の川元会長のご挨拶、遺族会の伊勢会長のご挨拶をいただいた後、各地区青年団にて折っていただいた千羽鶴を献納しました。慰霊塔の中は人が10人も入ればいっぱいとなるような正方形に近いスペースとなっており、壁一面には戦没者の名前がずらりと並んでいます。中央には昨年まで献納した千羽鶴が、亡くなった方々を見守るかのごとく飾られていました。それを見ながら様々な感情が涌いてきました。戦争の恐ろしさや悲しさを間近に感じ、そして、今の平和は壁一面に記されている方々のおかげで成り立っていることを改めて感じました。
 時が経つにつれ、戦争の記憶も風化されていきます。私たちの世代は戦争を知らない世代ですが、同時に戦争を知っている世代の人々と関われる最後の世代かもしれません。ここ日本で二度と戦争を起こさないために、この事業を通じて私たちは戦争の恐ろしさや悲しさを後世に伝える使命があるのではないでしょうか・・・
 そんなことを考えた1日でした。

 今年は参加者数が少なかったですが、一年に一度の貴重な体験であり、戦争と平和について考えてみる良い機会ですので、来年は是非皆さんも参加してみてください。



第65回珠洲市一周青年駅伝競走大会
 今大会は、東日本大震災復興支援事業として開催しました。各中継点に義援金箱を設置し、大会参加者や沿道の皆様からの義援金を募りました。
 選手・中継点スッタフは、被災地復興を祈願した、『希望と平和を意味する黄色いリボン』を身につけて、大会に臨みました。
 競技終了後から閉会式までの時間を利用し、防災対策として、珠洲市消防署職員の方によるAED講習を行いました。
 皆様から頂いた義援金は、総額17,030円になりました。義援金は、北国新聞社を通して被災地のほうに送らさせていただきます。ありがとうございました。



東日本大震災募金
 3月11日に、東日本大震災が発生しました。われわれ青年団で募金を行い被災地に貢献しようと考えました。すぐに各地区の青年団員に集めていただいたところ、87,256円集まりました。そのお金を北国新聞社を通して被災地におくりました。


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